2026年7月17日金曜日

海藻を活用してバイオプラスチックを生産する研究

 

フィリピン科学技術省(DOST)傘下の**フィリピン

国家科学技術アカデミー(NAST PHL)**は、

プラスチック汚染への持続可能な解決策として、

海藻由来バイオプラスチックに関する研究開発

(R&D)をさらに強化するよう呼びかけています。

(GMAニュース)


今月初めに開催された第48回年次科学会議

(Annual Scientific Meeting)で、生物有機化学者の

マルコ・ネメシオ・モンターニョ氏と、バイオ燃料専門家・

化学者のエルネスト・デル・ロサリオ氏は、海藻は

バイオプラスチックへと加工できる**バイオポリマー

(生体高分子)**の豊富な供給源であると説明

しました。



これには以下のような成分が含まれます。


カッパフィカス(Kappaphycus)やユーカマ(Eucheuma)

から得られるカラギーナン

ホンダワラ属(Sargassum)から得られるアルギン酸塩

(アルギネート)

寒天(アガー)

フコイダン


両氏は、バイオプラスチックとは、海藻などの再生可能な

生物資源から作られ、自然の作用によって無害な物質へ

分解されるよう設計されたプラスチックであると定義して

います。


デル・ロサリオ氏は次のように述べています。


「私たちは、海藻栽培のために利用可能な海洋資源の

ごく一部しか活用していません。フィリピンには広大な

排他的経済水域(EEZ)があり、バイオポリマーの原料

となる海藻を栽培できます。そのため、フィリピンは

バイオプラスチックの主要生産国となる可能性を秘めて

います。」


フィリピン科学技術省(DOST)によると、フィリピンは

世界第4位の海藻生産国であり、世界全体の生産量の

4.2%を占めています。国内生産の大部分は、紅藻類の

一種であるKappaphycus alvarezii(カッパフィカス・アルバレジイ)

によるものです。


デル・ロサリオ氏はさらに、気候変動に強い海藻品種の発見・

育成を進めることで、生産コストを抑えながら安定した供給を

実現するためには、さらなる研究開発が必要だと述べました。


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